
Borderless TPM(写真左)
思わず身を乗り出して身振り手振りの参加者たち とても熱心です。(写真右)
去る11月18日~24日、BLOM Consultancy(オランダ)とJIPMソリューションの共催による『ジャパン・スタディツアー』が行われました。
これは、世界的な拡がりを見せるTPMについて、世界の名だたる企業のうち欧州の企業を主対象として、TPM活動成果事例や、継続的に改善活動を進めていくためのノウハウを理解することを目的に、日本の先進企業(4社)の見学と座学でレベルアップしようとするものです。
今回は、ケチャップで有名なハインツや世界のビールシェア第4位(2006年)のハイネケンなど世界的な展開を見せる企業の方々が参加いたしました。特に、食品業界からの参加が目立つようですが、これは世界的な規模で、食の安全を求める消費者の声が高まっていることが背景にあるようです。
特に東ヨーロッパにおけるTPMの拡がりは目覚しく、それら企業は皆一様に、生産性向上、コスト削減、品質向上、納期遵守をテーマに取り組もうとしています。
このジャパン・スタディツアーは2006年からスタートし、今回で3回目です。ここで日本のTPMを勉強し巣立っていこうと考える企業も多く、ある意味海外企業におけるTPM活動の登竜門と言えるでしょう。
参加者たちの感想は、
・日本企業におけるTPMについての仕事・役割・責任遂行の素晴らしい内容を見聞し、十分に理解、経験できた。
・さまざまなタイプの工場に訪問でき、TPMのセオリーとその実践がすべての製造工場に適用しうることを体感した。自社で積極的に展開していきたい。
・いずれの工場も人を大事にしている。工場長・管理者のサークル指導が素晴らしく、また、現場のオペレーターの活力を肌で感じられた。
・会社方針とTPMとがうまく統合され、また、「今日製造した製品は明日販売店へ」の実現のための組織横断的な素晴らしい改善活動を目にすることができた。
・10~15年以上にわたってTPM活動を継続させているさまざまな活動の取り組み事例が大変参考になった。
といった、非常に前向きなものが多く、今回見学を快くお引き受けいただいた事業所の方々は、『いや~ 本当に熱心ですよ。あの迫力には圧倒されますね。』と驚いた様子でした。
日本もうかうかしていられませんね。