
1.事業所概要とTPM活動
2.研修概要
3.自主保全部会長へのインタビュー (受講のきっかけ、研修の効果)
4.受講者へのインタビュー、改善事例紹介
5.講師のコメント
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本記事は、JIPMソリューション発行の月刊 「TPMエイジ」 2010年2月号に掲載した 『TPMサークル探検隊(第75回)』 を再構成したものです。(2009年11月の取材に基づいた内容です)
1.事業所概要とTPM活動
自主保全活動活性化の仕掛けとして、「直伝!自主保全サポートコース」活用による若手・中堅社員を対象とした第1~3ステップ再教育を実施した。所属を超えたチーム編成にしたことで自主保全の知識習得のみならず、コミュニケーション能力の向上、リーダー層の動機付けなど、さまざまな研修成果も生まれた。
「直伝! 自主保全サポートコース」とは
通信教育とコンサルティングの強みがセットになった教育プログラム。
(1)まず、自主保全第1~3ステップの進め方を通信教育で学習。
(2)身に付けた知識をもとに現場体験学習。
(3)その場でコンサルタントが直接アドバイス(2回)
不具合を現場現物で理解することで、自主保全活動のスムーズな展開をしっかりとサポートします。(詳細)
・テーマ: 自主保全・第1~3ステップの再教育
・対象者: 40名(若手、中堅社員)
・通信教育受講:2009年7月~11月
・現場体験学習1:エフ付けの進め方
・現場体験学習2:エフ取り、発生源対策、仮基準作成、ステップ診断、今後の進め方
・講師: 荒原豊治(JIPMソリューション TPMコンサルタント)
3.自主保全部会長へのインタビュー
自主保全部会長の深澤常康さんに話を伺った。
■ 受講のきっかけ
自主保全活動を11年間継続し一定の効果が出ていましたが、ここのところ足踏み状態が続いていて、これは第1~3ステップ活動に原因があると考えていました。そんなとき、JIPMソリューションの担当者から教育ツールとして紹介されたのが「直伝!自主保全サポートコース」です。
■ 研修の効果
受講者は自課のTPM活動とは別に、所属を超えたチーム編成で今回の活動に取り組んだため苦労したと思いますが、他課の設備を使用したり、いつもとは違うメンバーとの活動だったことが大きな刺激になり、現場が活性化されました。
私自身も、今回の取組みで、メンバーのふだん見えない能力を新たに発見することができました。
4.受講者へのインタビュー
■ 「直伝!」から生まれたチームワーク
リーダーの中込智也さん。(直伝第2グループ)
リーダーに任命されて最初は不安でしたが、自分自身が前向きになることが大切だと考えるように心境が変化してからは講師とメンバーの間に入ることで、だんだんメンバーの協力を得られるようになり、チームワークを発揮することができました。
【改善事例紹介】
活動板に貼られた汚れマップと不安全箇所マップ。図と写真を用いて、しっかりと「見える化」している。
最初は清掃に時間がかかっていたが、グラフにあるようにグングンと清掃時間が減っていった。
■基本を学び現場で実践!
配線が垂れ下がっていたが、結束バンドで吊るすことで、清掃の簡易化につながった。
「直伝!自主保全サポートコース」は、最初に通信教育で基礎知識を学び、それを現場で実践できる点がいいですね。新人だけではなく、職制モデル活動にも広げられますし、第1~3ステップの経験者の再学習にも役立ちます。
テルモ・甲府東工場は、若い人を中心に、1人ひとりがとても高い資質を持っています。経験を重ねていくうちに少しずつ積極的になり、今では基本的なエフはもちろん、隠れているエフも見つけられるようになりました。
本質的な改善を行うためには、目には見えない隠れている不具合を探し出し、なぜ放置されていたのかなどを体系的に考え、該当するものにエフをつけていくことがとても大事になります。今後は資質を活かして、さらに積極的にやってほしい。期待しています!!
取材 : TPMエイジ編集部 K.H.
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